2017年上半期に見て面白かったおすすめ映画ベスト5

2019年1月6日

本に続いて、2017年上半期に見て面白かった映画5作品を紹介。

映画も好きです。会社員時代は休みの前日の仕事終わりにツタヤで借りて、一人で酒をちびちびと飲みながら映画を見るのが好きでした。

それは今も変わらず、週に1,2本は同じようにして見てる。年間70本くらい。

新しい作品を早く見たいと思わないので、主に旧作。本に比べると映画の方が打率が高くて、5作品に絞るのはけっこう難しかった。


『ギルバート・グレイプ』

ジュリエット・ルイスの美しさ。レオナルド・ディカプリオの演技の素晴らしさ。2人の姿を追う映画でした。

しなやかな肢体から若く健康的な美しさがほとばしっているジュリエット・ルイス。子どものころからすげえわ…と、見ていてため息が出るディカプリオ。

田舎町のスーパーで働くギルバート(ジョニー・デップ)は、ある出来事にショックを受けてでっぷりと太った母、目が離せないやんちゃな知的障害者の弟アーニー(ディカプリオ)、妹と古びた家で暮らす。

田舎マダムとの情事以外にこれといった刺激はなさそうに見える日々。そこに、母と旅をしながら生きるベッキー(ジュリエット・ルイス)が現れる。

上記以外のこの映画の魅力は、ギルバートが優しく、家族を愛していること。筋だけを見ると閉塞を打ち破ることがテーマになるのかなと思うんですけど、そうではない。家族が大切、でも自由なベッキーにも魅かれる。

このあたりのもやもや感がいい。

ベッキーとの会話の中で「僕は、いい人になりたい」と言うギルバートのセリフが彼の人柄を象徴してる。

僕は、「何かを得たければ何かを失っても仕方ない」という考えを持っていて、ギルバートを見てると「はよ、生きたいように生きろや」とはがゆくなるんですけど、まあ、悩むよねと。そう頷かせてくれるのがこの映画の力だと思う。

『セッション』

やっぱり良かった、セッション。

評判が良すぎて敬遠していたんですが、良かったです。上映時間が106分と短いのがいい。中身がギュッと詰まっていてだれない。

名門音楽校の生徒(マイルズ・テラー)が鬼教官(J・K・シモンズ)にしごかれる話で、そのしごきっぷりが見どころなんだけど、それだけで終わらないのがこの映画の面白いところ。

見終わった後に「オレもやったるで!」とテンションが上がる一作。鑑賞後の爽快感は、安藤サクラさん演じるフリーターの女がボクシングに挑戦する映画『百円の恋』に近い。

百円の恋は『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に並び、2016年に見た映画の中で最も面白かった。

『マイ・インターン』

ロバート・デ・ニーロの役柄としては一番好きかも。アン・ハサウェイはやっぱり感情的なキャラが似合うね。

『プラダを着た悪魔』と面白みが似ている映画です。

退職して妻にも先立たれたベン(ロバート・デ・ニーロ)は趣味を楽しみながらもどこか物足りない日々を送る。

そんな中見つけたのが、アパレル会社のシニア向けインターン募集。採用されたベンはやり手の社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)の秘書として働くことになる。

『ゴッドファーザー』や『ヒート』、『アンタッチャブル』などギャング役で知られるデ・ニーロですが、この映画では、とっても穏やな紳士を好演しています。

メガネをかけた柔和な笑顔。この映画を手に取る前にも彼が写ったDVDのパッケージを何度か見ていたんですが、まさかデ・ニーロだとはわからなかった。ってくらい、印象が違います

セッションが情熱を奮い立たせてくれる映画だとすれば、こちらは「まあ、いろいろあるけど、明日もやりますか」と力を抜いてそう思える映画。

『ウォール・フラワー』

エマ・ワトソンって、やっぱりかわいいんですね。

僕はハリーポッターシリーズなどを見ていないので彼女の出演する映画をまともに見たのは初めででしたが、超絶美。役どころも微妙にエロくて良い。

ザ・青春映画。いわゆる「イケてない」男の子のチャーリー(ローガン・ラーマン)が高校入学後、いわゆる「イケてる」子たちと出会って高校生活をエンジョイする物語。

チャーリーの恋する女の子がエマ・ワトソン(サム)ってわけ。パーティー、ドラッグ、同性愛とアメリカ映画あるあるも盛りだくさん。

こう書くとベタなんだけど、ベタはやはり強い。甘酸っぱい気持ちに浸れちゃいます。

チャーリーには仲の良かった友人の自殺やどうやらそれとはまた別のトラウマがあるようで…と筋も追える。

『フェイスオフ』

アクション映画はあまり見ないんですが、それ故に記憶に残りました。

ジョン・トラボルタ演じるFBI捜査官ショーン・アーチャーと、ニコラス・ケイジ演じるテロリスト、キャスター・トロイのバトルもの。

設定が面白いです。

キャスターとの銃撃戦に一旦は勝利するアーチャー(捜査官の方ね)、意識不明のキャスター。

しかしキャスターがどこかに爆弾を仕掛けていることがわかり、アーチャーはそのありかを聞き出すためにキャスターの顔を自分の顔に移植、キャスターの弟が収監されている刑務所に潜入する。

と、そこでキャスターが目を覚まして何と…。

2人の演技がいいのでとんでもな設定でもぐいぐい入り込めます。そして展開も早い。ニコラス・ケイジは顔がいいですねえ、情けない顔をさせたら彼はピカイチだと思う。

上映時間は138分。僕は2時間を超える映画はためらっちゃう方なんですけど、これは飽きずに見れました。

と、2017年上半期に見て面白かった映画はこんな感じ。

『鑑定士と顔のない依頼人』も面白かったし、ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』、『母なる証明』も素晴らしかった。

いや、ポン・ジュノ監督はすごいですね。

1月に『グエムル』を含めて彼の作品を3本見たんですが、ユーモアセンス、配役の妙、オチの作り方、余韻を残すラスト―。

卓越してる。

ポン・ジュノ監督に絞って記事を書きたいくらい。これからも見ていきたい監督です。

2017年上半期に見た映画36本はこちら↓
https://www.evernote.com/shard/s64/sh/b6b81840-37cf-4a2e-a2a0-cd89c934b472/4a2e46622d3333256f5724b894236990

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