【エアビー】山形県小国町の観光模様を写真で紹介 渾身の43枚を見て

2018年8月10日

民泊サービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」を使って山形県小国町に行ってきた、の第二弾。

前回はぼくたちが泊まった素敵なログハウス「花筏(はないかだ)」とホストの前田敏治さんの魅力を紹介しました。

【山形小国町】初体験のエアビーには、宿泊費の節約だけじゃない面白さがあった

今回は花筏を拠点にどんなところを巡ったかを紹介する観光編です。

鮮やかな山や透き通った川に見惚れ、野生動物との出会いにときめき、温泉でまったり。

心洗われる体験ができましたよ。

2泊3日でしたが、1日目と3日目は東京―山形間の移動に費やしたので、ほとんどの観光は2日目。

では、ご覧ください。



まずは花筏から車で10分。「小国町を代表するビュースポット」と言われる樽口峠へ。

福島、山形、新潟の3県にまたがる飯豊(いいで)連峰が見渡せます。

壮観。

こんなにもきれいなやまびこを聞いたのは初めてかもしれない。

真ん中にいる女性は、ちょうど同じタイミングで花筏に泊まりに来ていた台湾人のアンさん。

ヨガのインストラクターであるアンさんは一人旅が趣味で、今回、日本にいる友人に会うついでに国内各地を巡っているのだとか。

前日の夜に花筏で一緒にご飯を食べながら「じゃあ一緒に回ろうか」という話に。

続いて、朝風呂に入ろうと町営の国民宿舎「梅花皮(かいらぎ)荘」へ。

宿舎にある飯豊温泉は約800年の歴史があるそう。飯豊連峰の山々を眺めながらゆったり。

宿舎の休憩室からは町を流れる荒川水系の玉川が見えます。

マタギ文化が息づいている小国町。休憩室には猟銃も展示されていました。

お風呂から上がってぼおっとしていたら、おじいちゃんおばあちゃんが食べ物を持って入ってきた。歓談しながらお昼ごはんのよう。

花筏に戻って車を置いてから、ぼくたちも昼ごはんを食べに。

旅行中はあいにくの天気でしたが、小国町は空気がとても澄んでいます。

テレビ番組でレポーターがよく「空気がおいしいですねー!」なんて言いますが、小国町に来ればその意味がわかる

すぅはぁ。

何度も大きく空気を吸い込んだ。

着きました。花筏から歩いて5分。「民宿の越後屋」。

店内には熊の毛皮が飾られていた。店主もマタギの一人らしく、花筏の前田さんによると、小国町には現在、12人のマタギがいるとのこと。

なんか、ムダに巨匠感が出てる。

ぼくが頼んだのは、ワラビの入った飯豊うどん(800円)と岩魚(イワナ)の寒風干し(600円)。

小国町のホームページと辞書サイトによると、イワナは日本の淡水魚の中で最も冷たい水を好み、ヤマメよりも上流に生息するそう。

「今では幻の魚とまで言われている」そうですが、小国町はイワナの宝庫とのこと。

ワラビは軟らかい食感が印象的で、イワナは淡泊な味に塩気がうまく効いていました。

!!!

前田さんによると、過去に頼んだ客がいたらしい。

店を出ると、あら。かわいい。

久しぶりに、しゃがみこんで足元をよく見た。

帰り道。しばし、草花と戯れるアラサー男3人。

くっつくやつ。なつかしい。

民宿の越後屋から花筏への帰り道にある「藤田商店」。

2日目の酒とつまみを買いに寄った。

店のそばに栗の木。えっ、自然に落ちたの? こんなに?

実を取り出して投げ合って遊んだ。

店に足を踏み入れると、地元住民が店内で酒盛りを行っていた。…え、ここで?

実はこのおじいちゃん、さっき行った民宿の越後屋にもいた。

「おいっ、1杯やってけっ」(まじでこう言った)。

巨峰と魚の白子をいただきました。

て、ここにもあるやん。熊の毛皮。

藤田商店で買ったアイス「里もなか」。初めて見た。

コンビニアイス評論家のアイスマン福留さんが運営するサイト「コンビニアイスマニア」によると、里もなかは1982年から販売されている超ロングセラー商品。

値段は65円。やすっ! 懐かしいお味でございました。



花筏に戻って小休止したあとは、飯豊連峰のふもとに広がるブナの森温身平(ぬくみだいら)へ。

県道260号を南進、山道を登っていると…

見てる…。

そう、おサルさんたちがわらわら。

車が直前に迫るとさすがに逃げましたが、割と堂々と道の上を歩いていた。中には子どもをおぶった母ザルもいた。

かわいい。

さて、山道を進んで30分。到着。

温身平には5.5㎞に及ぶ散策路「セラピーロード」が整備されています。

車を入口にとめてちょっと歩いてみよう。

しっとりとした空気。ふっかりした葉交じりの土の感触を楽しむ。

加工しなくても、光るようなこの緑。

歩いて20分。「カモシカ沢」が見渡せるポイントで折り返しました。いい眺めだ。

ふと足元を見た。木の実のじゅうたんだった。

温身平から戻る途上、天狗橋に寄りました。

絶景。

緑、赤、黄、橙の山々にエメラルドグリーンの透き通った玉川。

川底までくっきりと見え、イワナが泳いでいる姿も見られました。

ぼくたちが訪れたのは10月21日。前田さんによると、あと1週間遅ければ、燃えるような山々が見られたそう。

小国町観光は紅葉シーズンがお勧め。だけど、多彩なこの姿もぼくは好き。

天狗橋を後に。

またいた。お尻ぷりぷり歩いてる。

花筏に戻る途中にある「マタギの郷交流館」にも寄りました。

マタギの郷交流館は2階建てで、1階がカフェ、2階がマタギ文化を伝える資料展示スペースになっています。

やっぱりおりましたよ。クマちゃん。

熊やフクロウ、イタチ、カモシカなどいろんな動物のはく製が展示されています。

熊の頭蓋骨も。鼻の穴でかい。

熊は捨てるところがない」と、部位ごとの使い道を紹介していた解説が面白かった。毛皮以外にもこんな風に使われていたそう。

〇熊の胆(い・胆のう)→乾燥させて胃腸薬、毒消し薬に

〇舌→粉末にして熱冷ましや傷薬に

〇骨→粉末にして酢や酒で練り合わせ、打ち身の薬などに

〇手のひらの肉→煮て強精剤に

〇肉→「お産が軽くなる」と言われ、妊産婦が食べていた

〇血→おにぎりに染み込ませて食べたり、粉末にして頭痛や疲労回復の薬にしたり

〇脂身→味噌漬けにして保存食にしたり、防水・防寒のために猟用の服に塗ったり

〇性器→乾燥させたものを煮て、性病の薬に

〇子宮→乾燥させたものを安産のお守りにしたり、難産のときに煮て飲んだり

医学的根拠は知りませんが、熊と小国町の人々の生活がいかに接していたかがうかがい知れます。

1階のカフェでちょっと休憩。ジュークボックスがあった。

カフェで働いていた栗本美紀さん。

接客の感じが良かったこともあって会計時にお礼を伝えながら雑談をしていると、彼女、以前は東京でアパレル店員をしていたそう。

2年前に小国町に移り住み、今は自宅での養鶏などで生計を立てているとのこと。

どっかで聞いたような…

「あっ、ちょっと前にテレビに出てましたよね?」

栗本さんは10月3日放送の「幸せ! ボンビーガール」(日本テレビ)に取り上げられていたのです。

ぼくも簡単に名乗って「ブログで紹介してもいいですか?」と聞いたところ、本名を明記してフェイスブックやブログを運営しているのでOKとのこと。

興味があって後でブログを読みましたが、面白かったですよ。

文章が読みやすく、自分の生き方や考え方、価値観がわかりやすく書かれていて1度に10本くらい読みました。

元都会のフリーターが田舎に移住し鶏飼いになった 栗本みきの日誌@山形

凛とした性格(ぼくの勝手な印象)が文章から立ち上ってくるようで、いいブログだと思った。

栗本さんが育てている鶏から生まれた卵も売られていたので購入。花筏で食しました。

その日も夜は前田さんのおいしい料理と酒とともに更け、エアビー旅行3日目の最終日へ。

朝に前田さんと4人連れ立ち(アンさんは前日の夜に発ち、宇都宮に向かった)、全国的にも珍しいと言われる炭酸温泉、三好荘の泡の湯温泉にぎゅうぎゅうになって入り、小国町を後にしました。

前田さん、いろいろとありがとうございました。

ブログを書き進めている今、写真を数えてみたらちょうど40枚。

小国町は空気がおいしくて、自然にあふれたいいところでした。天気が良ければ星空がとってもきれいらしい。

4月から9月いっぱいまでは渓流釣りも楽しめるそうです。

小国町観光でぼくたちが巡ったところ。花筏は旧小玉川小中学校の向かい。天狗橋や温身平は飯豊温泉を南進したところにあります。

どこも車で30分以内なので、車があれば1日で回れますよ。

エアビーを使ってかかった山形旅行2泊3日の費用 約3万3千円

東京在住者がエアビーアンドビーを使って山形県に2泊してかかった旅行費用は、33,351円。

群馬旅行(四万温泉)1泊2日にかかった34,399円、仙台旅行1泊2日でかかった41,825円よりも安くできました。

群馬、仙台よりも距離が遠く、しかも1泊分多いのにも関わらず費用を安くできたのは、やはりエアビーを利用して宿泊費を低く抑えたからですね。

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Posted by yutashobu