手洗いって本当に効果があるの? その答えと正しい方法、時間の目安

2018年7月25日

フリーランスになって1年10ヵ月が経ちますが、今のところ風邪やインフルエンザでダウンして仕事ができなかったことはありません。

フリーにとって風邪は大敵。

会社員であれば風邪で数日休んでも収入は変わりませんが、フリーランスは仕事をしなければそもそも収入を得られないので、予防できる病気にはなりたくないもの。

そこで、感染症を防ぐ基本の方法である手洗いについて、その効果と推奨されるやり方を調べ、まとめました。


手洗いって本当に効果があるの? 数字で解説

衛生用品などの開発と販売を手掛ける「サラヤ」(大阪市)が自社の研究所で行った調査を見てみましょう。

サラヤ「手洗いの科学

研究所は大腸菌を手に塗って、①「石けんで洗う」、②「石けんで洗ってペーパータオルでふく」、③「石けんで洗ってふいた後にアルコール消毒する」―の3つの工程での除菌率の違いを調べました。

すると、①では細菌の数が100分の1程度に減り、②ではその10分の1ほどに、③ではさらにその10分の1以上減ったといいます。

自宅外でアルコール消毒まではなかなかできませんが、石けんで洗ってふくだけでも、未処理の状態に比べて細菌数が1,000分の1に減ったことになります。

爪を2週間切らないと、指先の菌の数は2万まで増える

「指先に菌が多い」とは聞いたことがありますが、研究所が爪の長さによる菌の数の違いについても調べたところ、2週間爪を切らないで人差し指の爪の白い部分が1~2㎜になっていると、回収できた指先の菌の数は2万近くに、3週間切らずに2~3㎜まで伸びるとその数は5万を超えたそう。

常に爪は短くしておくことが大切なんですね。

1日11回以上の手洗いで呼吸器疾患リスクが55%減

「手洗いによってインフルエンザをどれくらい防げるのか」といった観点の記事もあったので紹介します。

疫学を専門とする東邦大学の村上義孝教授が朝日新聞に寄せた記事で、イギリスの医師会が発行する雑誌に2009年に掲載された論文が紹介されていました。

論文の内容によると、手洗い回数が1日11回以上を「手洗いあり」、それより少ない場合を「手洗いなし」として調査を行ったところ、手洗いをすることで呼吸器系の疾患にかかるリスクが55%減少したそうです。

親指のねじり洗いや手首までしっかりと洗うことも大切

手洗いをすることの効果がある程度数字でもわかったところで、では「正しい手洗い」とはどんな方法なのでしょう。

政府広報オンラインに掲載されている画像を引用します。

ぼくが感じるポイントは⑤と⑥。手のひらや手の甲、指の間をよく洗う人は多いと思いますが、親指のねじり洗いや手首までしっかりを洗う人は少ないのではないでしょうか。

ぼくも過去に正しい手洗いの方法を調べるまではこの2つはしていませんでした。

手のひらを使って爪の間をこすることも大切ですね。

サラヤによると、各指の先と親指の先から付け根までが特に手洗いが不十分になりやすいとしていて、イラストでわかりやすく紹介しています。

東京都食品衛生協会では「①~⑥を2回繰り返すこと」としています。

時間の目安は手洗いに30秒、水で流すのに20秒

正しい方法はわかりました。では、どれくらい時間をかけてやればいいのか。

東京都福祉保健局が運営するサイトによると、⑥までに30秒、水で流すことに20秒かけるようにと書かれています。

全体で約1分はかけた方がいいことになりますね。

ちょっと長い。。

ですが、推奨される時間を知っておくだけでも、日頃の手洗い時間が長くなる可能性はあります。

時間に関しては今回の記事を書くに当たって知りましたので、これから意識しよう。

今度は手洗いと並んで感染症予防の基本の方法である「うがい」について調べてみたいと思います。

ちらっとネットを見たところ、うがいは効果に疑問の声もあるよう。調べるのが面白そうだ。


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