スマホRPG初心者にガチで勧めたい『アナザーエデン』の魅力を語り尽くす【レビュー】

2019年4月20日

こんなにハマり続けたロールプレイングゲームは過去にありません。スマートフォン用RPGアプリ『アナザーエデン』。

日本RPGの名作、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーよりもプレイ時間は圧倒的に長いです。

今年の1月から始めて、5月11日現在までほぼ毎日プレイし続けていてます。およそ1日2時間は遊んでいるので、今までの総プレイ時間は262時間。

2時間映画130本分に相当します。

すげぇ…。

ぼくがなぜこんなにアナデンにハマったのか。この記事ではその理由を語ります。

特に、スマホ用RPGが初めてで、ドラクエやFFといった王道RPGが好きな人に勧めたいゲームです。



アナデンを開発した「Wright Flyer Studios」とは

アナザーエデンは、2017年4月にリリースされたスマホ用無料ゲームアプリです。

開発したのは「Wright Flyer Studios」。

この会社は、2014年にIT企業の「グリー」が設立したスマホ向けアプリ開発スタジオで、グリー取締役の荒木英士さんが代表取締役を務めています。

累計900万ダウンロードを記録しているという『消滅都市』や本格3DアクションRPG『武器よさらば』など、今までに6作品をリリースしています。

ホームページの「設立趣旨」に「クオリティに妥協せず、最高のゲームを生み出す」と書かれていますが、アナデンをプレイしているとその思いにもうなずけます。

アナザーエデンの評価

なぜ、アナザーエデンをダウンロードしようと思ったのか。

それは、単純に評価が高かったから。

アプリ情報サイト「Appliv」の「王道ファンタジーRPG」部門における「おすすめ順」では現在も145のアプリのうちアナデンがトップに輝いており、ゲーム情報サイト「Game With」でも「イチオシ!」に選ばれています

Android向けコンテンツサービス「Google Play」の「ベストオブ2017」ゲームクリエイティブ部門の大賞を受賞し、iPhone向けアプリダウンロードサービス「App Store」では57の評価が集まり、5点中4,8の好スコアを叩き出しています

アナデンの公式サイトによれば、ダウンロード数は2017年12月時点で400万を超えているそう。

実際にゲームをプレイしたブロガーからの評価も高いものでした。

名作『クロノ・トリガー』の加藤正人氏が演出

アナザーエデンホームページより引用

さらに目が留まったのが、スーパーファミコン用RPGの名作『クロノ・トリガー』の演出・シナリオを手がけたゲームクリエイターの加藤正人さんがアナデンでも同様に演出・シナリオを担当していること。

クロノ・トリガー!

ぼく(33歳)が小学生の頃に楽しんだゲームやんっ。

後にPlayStation版も発売されました

プレイしたことのない人でも、ドラゴンボールの鳥山明さんが手がけたキャラクターを見たことのある人は多いのではないでしょうか。

オープニングテーマもクロノ・トリガーの音楽を担当した光田康典さんが作ったとのこと。

彼らのような一流のクリエイターが2年の月日をかけて制作したのがアナザーエデンなのだということを知り、これはやらないかんっ! と気持ちが高ぶったのです。

アナデンのストーリー

アナザーエデンは、主人公の「アルド」が仲間たちと共に現代、古代、未来の3つの時代を巡って冒険をする物語。

【現代】

アルドたちが暮らす時代。AD(紀元後)300年。建国から300年を迎えるミグランス王朝が統治する。「プリズマ」と呼ばれる結晶体の力を活用しながら人々は暮らしている。

【古代】

BC(紀元前)20000年。パルシファル王朝が統治する時代。四大精霊が自然を支配し、精霊の恵みによって人々は暮らしている。

【未来】

AD1100年。人々は汚染された大地から逃げ、天空で暮らしている。エルジオンを中心に浮遊都市で生活が営まれている。

物語は、現代の「月影の森」で魔獣がゆりかごに入れられた赤子を見つける場面から始まります。

魔獣は赤子の秘めたただならぬ力に気付きますが、人間の気配を察してその場を離れます。入れ違いに現れたのはバルオキー村の村長。

その場にはなぜか小さな男の子も現れ、村長は親代わりとして2人を育てます。

そして時は流れ16年後。

男の子アルドは村の自警団に参加するたくましい(けどちょっと抜けた)青年に、赤子はアルドを慕うかわいい妹フィーネとして成長しています。

ミグランス王朝の建国300年を記念した祭りに活気づくバルオキー。

アルドとフィーネは養父である村長に日頃の感謝の品を贈ろうと決め、アルドはプレゼントの杖を作りに隣のヌアル平原へ。

そこで、アルド不在のバルオキーに16年前の魔獣が現れます。今は魔獣を束ねる「魔獣王」としてその名をとどろかせる存在になっています。

フィーネの力を得ようと彼女をさらう魔獣王。フィーネがさらわれたことを知り、後を追うアルド。

アルドとフィーネは何者なのか。フィーネの力とは。

こうして、人間と魔獣、時空が複雑に絡み合う物語の幕が開くのです。

アナデンの魅力その1「大迫力のグラフィック」

アナデンの魅力を紹介していきましょう。

まず挙げられるのが、コンピューターグラフィックスの美しさ。

町並みやダンジョンの背景が細部にわたって作り込まれていて、非常に美しい。見ているだけで満足感を味わえます

スマホゲームを本格的にやるのが初めてということもあるのでしょうが、いや、これほどきれいだとは…。

敵キャラクターも大迫力。主人公側のサイズ感との対比も絶妙で、「でっかくて強そう」な敵がうまく表現されています。



アナデンの魅力その2「個性豊かなキャラクター」

そして、超きれいなグラフィックで描かれるキャラクターが実に魅力的だということも、ぼくがアナデンをプレイし続けている大きな理由です。

デザインが本当に素晴らしく、キャラのポージングもすごくいい

キャラ紹介画面をじっと見つめて惚れ惚れすることもしばしばです。

キャラデザを担当しているのは、グリー社員のチェー・シンウさん

韓国出身のチェーさんは両親の仕事の関係で幼いころから日本のアニメやゲームに触れていたそう。

クリエイターになりたい思いが高まり、「ゲームやアニメの仕事に関わるなら日本の方が成長できる」と京都精華大学のマンガ学部に進学、卒業後にグリーに入社しました。

なんと、チェーさんも小学校の頃に『クロノ・トリガー』を楽しんでいたのだとか。

アナデンを語る上ではどうしてもクロノの加藤さんが注目されがちですが、個人的にはシェーさんの存在もとても大きいと思う。

チェーさんの描くキャラに惚れて、アナデンを好きになった人も多いはずです。

チェーさんのインタビュー記事:紙とペンさえあればどこでも描ける。日本のゲームを深く愛したクリエイターは、国境を越えて「ないもの」を作る

アナデンでの仲間の増やし方

アナデンでの仲間の増やし方は、①物語の進行に合わせて自動的に仲間になる、②スマホゲーム界で言う「ガチャ」、の2通りです。

アナデンはキャラクターの数が非常に多いことも特徴の一つで、現在、その数は約100人に上ります。今でも運営側が増やし続けています。

どうすればガチャを行うことができるか。

ストーリーを進めたり、敵を一定数倒したりすると「クロノスの石」というアイテムをもらうことができ、クロノスの石が1000個たまると、無料で10人のキャラクターを仲間にすることができます。

クロノスの石を100個集めて、1人を仲間にすることもできます。

肌感覚ですが、1日2時間、10日から2週間くらいプレイしていると1000個はたまります。

もちろん、お金を出してすぐに仲間を獲得することもできます。

アナデンの魅力その3「満載のやり込み要素」

アナデンは現在、1部と1.5部が配信されていて、先々、これらの続編に当たる2部がリリースされる予定です。

メーンストーリーやサブストーリーが随時配信されていくのもアナデンの良さですね。長く楽しみ続けられる。

ぼくは今、メーンストーリーとしては1.5部の途中なんですが、1部をクリアして1.5部が配信されていない状況でもプレイし続けていました。

それはなぜかと言うと、やり込み要素が多いから。

アナデンには、特定のキャラクターたちを主人公にしたサブストーリーである「外伝」や「クエスト」が用意されています

外伝・クエストをクリアすることでクロノスの石や仲間を強くするために必要なアイテムが手に入るほか、サブキャラの人となりや過去なども知られます。

そのキャラへの愛着が一層、強まるわけですね。

また、やり込み要素としては「アナザーダンジョン」についても説明する必要があります。

アナザーダンジョンとは、物語を進める上でクリアしたダンジョンをイメージした別の(Another)ダンジョンのこと。

本来のダンジョンに登場するモンスターよりもレベルが高く設定されており、ボスを倒すことによって強化アイテムをもらえます。

アナデンでは素材を組み合わせることで武器や防具を作ることができるのですが、強い武器・防具を作るためにはアナザーダンジョンでしか手に入らない素材もあるのです。

ですから、ストーリー進行とは関係なく、キャラを強くするためにはアナザーダンジョンを周回する必要がある。

アナデンのキャラの強さはレベルだけではなく、クラス表示でもわかるようになっています。

クラスは星のマーク(☆)で表示されており、3~5まであります。仮にレベルが同じであったとしても、☆5のキャラの方が☆4よりも強いことが多く、また☆5キャラの方がレベルの最大値が高い。

しかし、当然ですが☆5キャラはガチャでなかなか当たらない。

だからクロノスの石をたくさん集める必要があるわけですが、石を集める方法がストーリーを進めたり、外伝やクエストをクリアしたりといった楽しいものなので、嫌気がさすことなくプレイし続けられます(ぼくの場合)。

このあたりのシステム的な強制力としめる要素の設定のバランスがアナデンは絶妙です。

アナデンの魅力その4「戦略が問われる戦闘システム」

戦闘に戦略性が求められる点もアナデンの面白さに深みを与えています。

レベルを上げたり☆5キャラを手に入れたりすれば全体的にパーティの強さは増します。

しかし、それだけでは強敵との戦いには勝てません。

キャラクターにはそれぞれに特性があって、攻撃が得意なキャラがいれば、味方の能力を高めるサポートに適したキャラもいます。敵からの攻撃で負ったダメージを回復させられる技を持ったキャラもいます。

攻撃キャラだけでパーティを編成しても、強敵から大ダメージをくらい続ければ早々に全滅してしまいますよね。

ですから、キャラの特性を考えながらパーティを作る必要があるのがまず一つ。

次に、キャラの属性を考えるのもポイントです。

アナデンでは攻撃に属性が付与されていることがあり、属性は「火」「水」「地」「風」「斬」「打」「突」の全部で7種類あります。

例えば、火属性の敵に対しては水属性の攻撃が有効で、水属性の敵に火属性の技をしかけても効きません。

☆5キャラを編成してレベルを上げつつ、敵の弱点属性を考慮し、敵のステータスを下げたり味方の能力を上げたりしながら倒していく必要があります。

書くのは簡単ですが、実際にプレイしてみるとこれが難しい。

ひと昔前のRPGってレベルをある程度上げればあとは楽勝っていうケースが多かったように思いますが、アナデンは単純にレベルを上げただけでは強い敵には勝てないんです。マジで

敵キャラの強さの設定も見事だと思う。

アナデンの魅力その5「一人で楽しめる」

アナデンは一人で楽しめるスマホ用RPGです。

スマホでゲームをするのが初めてなので実感はないんですが、調べると、スマホのゲームでは他のプレイヤーと協力してバトルをしたり、ストーリーを進めたりしないといけないものがあるよう。

アナデンは他のプレイヤーと協力する必要は一切ありません

ドラクエやFFのように、一人でじっくりと楽しむことができます。

ぼっちなぼくには最適。

アナデンの魅力その6「課金なしでも楽しめる」

お金をかけなくても十分に楽しめます。実際にぼくは今まで全く課金していません

お金をかけた方がすぐに強いキャラを手に入れられますが、ストーリーや外伝、クエストを楽しみながらガチャに必要なクロノスの石はたまっていきます。

確かに☆5クラスのキャラにはなかなか出会えないんですが、それでもぼくが持っているキャラには☆5クラスが5人いますし、☆5に成長できる☆4クラスも8人います。

運が良かっただけかもしれませんが、強いキャラが当たらなかったために足止めをくらったことはありません

お金を使いたくない人でも、最初から安心してプレイすることができます。

アナデンの魅力その7「易しい操作性と道案内」

アナデンは、操作とストーリー進行の難易度が低い、というかかなり易しいのでスマホRPG初心者、引いてはRPG初心者でもプレイしやすいです。

スマホだから当たり前ですが操作は直感的。キャラを動かしたい方向を押すだけで勝手に動いてくれますし、宝箱にある程度近づけば離れていても宝箱をタップすることで中のアイテムをゲットできます。

戦闘もターン制なので操作は簡単。

それぞれのキャラの繰り出す技を指示して「攻撃」をタップすればあとは勝手に「速度」の速いキャラから順に技が自動で繰り出されます。

また、ストーリーを進める上で次にどの場所に行けばいいかは上の画像のようにマップにアイコン表示されるので、キャラの会話を忘れても大丈夫。

ダンジョンでも進むべき大まかな方向を表示してくれます。

まとめ

一人でお金をかけずに楽しめる。操作は簡単。

グラフィックがきれいでキャラが魅力的。やり込み要素が満載で戦闘も知的に楽しめる。

ぼくが感じるアナザーエデンの面白さを語りました。

ストーリーにもっと深みがあればなおいいなあとは思いますが、かなり楽しめます。

ロールプレイングゲームを無料でやってみたい人、スマホRPGをやってみたい人はぜひ。アナデン、素晴らしいゲームですよ。