鳥貴族やサイゼだけじゃない コスパ最高居酒屋の穴場「鳥メロ」レビュー

2018年12月27日

飲み好きライターが巡るブログ企画「コスパ最高居酒屋チェーンはどこだ」の第四弾。

いや、驚きましたね。

「サイゼリヤ」「博多満月」「鳥貴族」と飲み歩き、王道を押さえたからあとは消化試合かな、なんて高をくくった自分をひっぱたいてやりたいです。

それほど、「鳥メロ」は良かった。

鳥貴族と博多満月より味は数段上、ジャンルは違えど料理の質はサイゼリヤと張るんじゃないでしょうか。

にして1人2880円ときっちり3千円を下回っている

コスパ最高居酒屋チェーンのダークホース、鳥メロを紹介します。


鳥メロの運営元は意外にもあの大手企業

店の看板に掲示されている鳥メロのロゴマーク

鳥メロは「トリの、トリによる、トリ好きのための居酒屋!」をキャッチコピーにした居酒屋チェーン店です。

正式名称は「三代目鳥メロ」で、初代が秘伝のぷるぷるダレの焼き鳥を、二代目が菜種油で揚げた3種ダレ串揚げを、そして現在の三代目が清流若どりのモモ一本焼きという名物メニューをそれぞれに生み出したという設定。

一緒に飲んだ友だちに伝えたら驚いていたのですが、運営しているのは実はワタミ

ワタミは2016年から継続的に、総合居酒屋から鶏料理を売りにする居酒屋への業態転換を図っています

「和民」が唐揚げを目玉にする「ミライザカ」に、「わたみん家」が焼き鳥と串揚げの「鳥メロ」に変わっていっているわけです。

こうした企業名を伏せての展開は、一部報道ではワタミの新入社員が過労自殺した事件を機に広まったブラック企業のイメージを客に連想させないための“ワタミ隠し”だと言われています。

確かにぼくも「ワタミ」と聞いたら「ああ、あのブラックの」と思いますから、こういった印象は多くの人が持っていて、ワタミの文字がないことで客が入りやすくなっている、というのはあるかもしれませんね。

業態転換とワタミ隠しが奏功したのか、鳥メロとミライザカは共に好調で、18年3月期の売上高は前期比で鳥メロが28%増、ミライザカが25%と大幅に上がったそう。

鳥メロは関東を中心に全国に出店地域を拡大

鳥メロは2018年7月現在、関東を中心に全国で133店舗あります。内訳は関東83、関西19、東海10、中国・四国11、北越・甲信越4、東北2、九州2、北海道2。

店舗検索はこちらから
https://torimero.com/search/

鳥メロはなぜコスパが高い? 生ビールがなんと…

鳥メロはなぜコスパが高いのか、その大きな理由はお酒の安さにあります。

なんと、スーパードライ(生中)が199円(税別)。

スーパードライは、ビール系飲料の出荷量で国内トップを走るアサヒ(2017年のシェアは39.1%)の看板商品であり、ある経済誌によると、2015年から2016年に行われた全国的な調査ではビール系飲料の販売ランキングで2位を記録したそう(1位はのどごし生)。

発泡酒や第三のビールよりも高い生ビールをこの値段で飲めるのはお得ですよね。友だちも「(うまい)スーパードライが安いのはいいな」と喜んでいました。

スーパードライだけじゃなく、ハイボールも299円と安い

飲み物の中には鳥メロオリジナルドリンクもあります。ブラッドオレンジとトマトで割った「鳥メロハイボール」(350円)はあっさりと飲みやすいお酒でした。

お通しのキャベツはお替わり自由

お通しのキャベツ旨塩昆布(300円)がお替わり自由なのもうれしいですね。

お通しが必ず付いてくるのはちょっと…という気もするんですが、サラダの代わりとして見れば悪くはありません。

売りは何と言っても鶏 身がギュッと詰まってる

そして、鳥メロを気に入った一番の理由が、味の良さです。

鶏料理を売りにしているだけあって鶏がうまいどれも身がギュッと詰まっていて弾力に富み、歯ごたえがいいんです。

冒頭に書きましたが、鳥貴族と博多満月を利用したことで、自分の「コスパ高居酒屋」の感覚が養われていたんですよね。

「3千円未満で飲めるなら味はこの程度だな」と。

その基準が鳥メロで覆されました

イチオシメニューは「清流若どりのモモ一本焼」

鳥メロで最も勧めたいメニューはこれです。「清流若どりのモモ一本焼」

鳥メロの中では最も高額なメニューで999円と決して安くはないんですが、いの一番に頼んでほしい料理です。

鳥メロの鶏のおいしさを実感できますよ

「(みちのく)清流若どり」とは岩手県の地鶏の銘柄で、鳥メロでは適度に脂が乗った骨付きモモ肉を1本丸ごと使って焼き上げているそうです。

こんな風に店員さんが目の前で食べやすいようにカットしてくれます。

けっこうなボリュームで、3人で食べてちょうどいいサイズ。

清流若どりのモモ一本焼は「特製玉ねぎ塩ダレ」と「秘伝ぷるぷるダレ」の2種類から選べますが、ぼくたちが今回頼んだのは前者。

秘伝ぷるぷるダレは鳥メロ自慢の一つで、トサカ(鶏冠)とモミジ(鶏足)をたっぷり入れて煮込んでいるそう。

トサカとモミジにはそれぞれ、肌に良いヒアルロン酸とコラーゲンが含まれているといいます。

今度利用するときはこの秘伝ぷるぷるダレの味を確かめてみよう。

焼き鳥と串揚げも質が高い

焼き鳥は1本150円~、串揚げは1本120円~。

ネギマ、鳥皮、砂肝、串カツ(ネギマ)、豚バラ味噌串カツなどなど定番メニューが並びます。

1本1本に程よくボリュームがあり、また身がしっかりしていてどれも質はそこそこに高い

写真でおいしそうな雰囲気が伝わればいいんですが。

鶏皮(写真手前)とぼんじり
砂肝
豚バラ味噌串カツ
鳥メロ串カツ(ネギマ)
しし唐串揚
よだれ鶏
コーンのかき揚げボール

鳥メロ上野駅前店の店内

写真を撮りそびれたのでホットペッパーから引用しましたが、店内の様子はこの通り。

テーブルとテーブルの間隔、廊下の広さともに適度にあって、すっきりとしている印象でした。

テーブルも問題ない広さで、ゆったりと飲食を楽しめましたよ。

3人で鳥メロを利用した今回の会計・レシート

今回のレシートを添付しますね。

3杯飲んで、10品食べて1人2,880円。

かなり満足度の高いお店でした。また利用しよ。

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参考

ワタミがホワイト企業化…「安くない」鳥メロ絶好調&わたみ隠しで復活開始

アサヒ、「第三」で首位浮上 17年ビール系出荷(日本経済新聞)

公開!「ビール系飲料」売れ筋トップ50商品(東洋経済オンライン)