台湾旅行に行く前に! 知っておくと役立つ・得する10のこと【経験談】

2018年11月16日

ブログ掲載のために有名料理店「鼎泰豊」で小籠包を頬張るふりをする庄部

2018年10月26日から2泊3日で、台湾を旅行しました。

とっても良かったですよ。

ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台? と噂された台湾の一大観光スポット九份(宮崎監督は否定しています)

食べ物がおいしいし、九份の夕景はきれいだし、2ヵ月前に航空チケット(成田―桃園)を取ったこともあって旅費は全部で5万4千円とそこまで高くなかったし。

そこで今回は、台湾旅行経験者が語る、台湾に行く前に知っておくと得する・役立つことを10紹介します。

ご参考ください。


1、台湾元を日本円に換算するときは「×3.7」

まずは大事なお金のことから。

台湾で使われている通貨は「台湾元(ユェン)」や「ニュー台湾ドル」などと呼ばれていています。

「台湾元」と「ニュー台湾ドル」は同じもの

台湾旅行の下調べをしていたときにサイトによって名称が異なっていたので、「台湾元とニュー台湾ドルって別もの? 通貨はどっち?」と疑問に思ったのですが、「同じ」なので気にしなくて良いです。

ちなみに、2018年11月14日現在の為替レートは「1元=3.68円」。「×3.7」をすることで日本円だといくらなのかを割り出すことができ、イメージを深められます

物価は日本よりもやや安いといった印象でした。

上の写真のように、電車の1駅区間が20~30元で日本円だと74~111円。

台湾桃園国際空港の売店で売られていた台湾ビールの値段は39元(144円)。

鼎泰豊の料金表

そして、有名料理店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の小籠包(ショウロンポウ)は6個入りで132元(488円)。

2、日本語が割と通じる

ぼくたちが泊まったブラザーホテルでも日本語を話せるスタッフとそうでないスタッフがいた

台湾では、日本語が割と通じます。ミソは「割と」って部分で、通じないところもあれば、通じるところもある

日本が過去に統治していた歴史や日本人観光客が多いことなどが影響しているそうで、日本語でコミュニケーションを取れるところがあるのはうれしかったですね。

実体験で言うと、ぼくたちが泊まった「ブラザーホテル」(台北市の南京復興駅そば)や鼎泰豊、九份や夜市の店員とは日本語で話が通じました。

といってもそのレベルはさまざまで、鼎泰豊ではかなり流暢にコミュニケートできた一方、九份や夜市の店員は片言に留まる人が多かった。

不思議だったのは、夜市の店員が日本語でぼくたちに話しかけてきたこと。自己紹介したわけでもないのに、何人もの人から「うちで食っていかない?」というようなことを話されました。

どうやって日本人だと判断してるんでしょうね。

3、鼎泰豊は本当にうまい! ここを選べば間違いなし

噛むと肉汁がジュワーッとあふれる小籠包
小籠包の次に勧めたいのがチャーハン。食感と味のバランスが良く、ぼくたちは2回で3皿も食べた

1958年に創業し、日本だけでなくアメリカや中国など世界各国に出店する鼎泰豊(リンク先は日本版ホームページ)は本当においしかったです。

どこで食べるか迷っているのであれば、とりあえずここで食べておけば間違いない

「うまいうまい」ってネットに書かれていて知ったわけですが、最初は半信半疑だったんです。

チェーン店だから、日本のファミレスみたいな感じなのかなと軽視していたんですね。

いや、日本のファミレスはおいしいんですけど、普段使いのお店だから特別感がないじゃないですか。

でも違った。

おいしいし、料理の見た目と味に品があるし、接客の質が高いし、それでいて値段がそこまで高くない。満足度の高いお店でしたよ。

4、九份と夜市は正直、くさいです

上が九份、下が士林夜市の様子。この人混みがずらーと続きます

台湾の観光スポットである九份と夜市は行っておいた方がいいと思います。

どちらもたくさんの人で賑わっていて、出店もたくさんあって台湾の熱気を感じることができます

でも、知っておいてもらいたいのは、「くさい」こと。

商店街を歩いていると、発酵液の中に漬けて作られた臭豆腐(しゅうどうふ)の鼻を突く臭いを筆頭に、雑多な臭みがひんぱんに漂ってきます

通りは肩と肩が触れ合うほどに混んでいますから逃げられないし、歩みは非常にスローリー。臭いと対峙する時間が長いわけです

耐えられないほどではないんですが、ぼくたちは九份を観光した後、その日のうちに夜市に行きましたから、臭みのコンボでぼくは夜市では気持ちが萎えました。

個人差はありますが、ぼくみたいにちょっとテンションが下がるかもしれないので、九份→夜市のコースを辿ったり、夜市をはしごしたりする人は胸に留めておくといいかも。

5、MRT(地下鉄)のホームと電車内は飲食禁止

日本では駅のホームや電車内で飲食をしている人をたまに見かけますが、台湾の地下鉄「MRT」(Mass Rapid Transit)の駅のホームと電車内では飲食が禁止されているので留意しておきましょう。

電車には上の写真のように注意書きが記されています。

6、紙を流せるトイレが増えてきてるみたい

「ブラザーホテル」の部屋のトイレ。日本製と変わらない高機能

「台湾では便器の中にトイレットペーパーを流せないから注意して」

そんな風に書かれてあるブログもあったんですが、最近は流せるところが増えてきているようです

台湾に住む日本人の方が書いたブログに「流せるところが増えつつあり、台北では流してOKのところが多い」とあり、実際にぼくたちが宿泊したホテルや観光中に利用した百貨店「遠東SOGO」(日本のそごうがほぼ半額出資して設立)では使えました。

ただ、場所によってはゴミ箱に捨てないといけないところもあるようです。

判断の方法は、「流してOK」の旨が書かれたイラストがあるかどうか。イラストがなくて大きなゴミ箱が置いてある場合は流せないと判断した方が良いとのこと。

イラストがなくてもゴミ箱がなければ「流せる」と理解してOKだそうです。

7、桃園空港ではモバイルWi-Fiを安く借りられる

台湾桃園国際空港の中にあるモバイルWi-Fiレンタル店「遊客邦」

海外旅行に行く際、現地でどうやって通信環境を得るかは多くの人が考えることですよね。

キャリア(通信会社)が提供している海外パケット定額サービスを利用したり、大手キャリアのSIMロックが外れている人であれば現地のSIMカードを利用したり。

そんななかで、安価に通信環境を得られる方法としてお勧めなのが、台湾桃園国際空港にある「遊客邦」というお店でモバイルWi-Fiを借りること

同時に5台接続可能で、利用できるデータ容量は無制限、データ速度は4G

上の写真のように費用は1日使い放題で188元(約700円)、3日間で500元(1850円)、5日間で800元(2,960円)

今回は2泊3日の旅行なので、ぼくたち3人は3日間のコースを選びました。1人当たり616円ですからかなり安いですね。

大手キャリアの海外パケット定額を利用する場合、1日だけでおよそ2千~3千円かかりますから、単純計算で3日間だと6千~9千円

仮にモバイルWi-Fiを1人で利用したとしても少なくとも出費が3分の1で済みます。連れ合いが多いほどお得になります。

8、駅にも電車にもバスにも 台北は充電スポットが充実

台湾全域のことはわかりませんが、台北では充電スポットが充実しています。

台湾桃園国際空港と台北をつなぐMRTの特急電車内では上の写真のようにスマートフォンを充電できましたし、台北駅の構内や台北と九份をつなぐバスの車内の座席にも充電用の差込口が備わっていました

非常時に役立ちますが、一つ注意したいのは、充電力が日本に比べると非常に弱いこと。

台北駅では試しませんでしたが、電車とバスで試したところそんな感じを受けました。バスには2時間くらい乗っていましたが、数パーセントしか充電されなかったんです。

いいのかどうか…という感じですが、緊急時をしのぐ手段にはなりそう。

9、タクシーの運転が荒い、ビンロウを噛んでいる人も

ぼくたちは2回しかタクシーに乗らなかったんですけど、運転手の運転が荒かった。

特に台北から九份に行くまでのタクシーは心臓がキュッとすくむような場面が度々ありました

バス乗り場あたりでうろうろしていたぼくたちを捕まえたのは50代くらいのおじちゃん。

にこにこしてる愛嬌のある人だったんですが、かなり安くしてくれたからと乗り込んでみると運転がべらぼうに荒い。

高速道路に乗ってからはさらにヒートアップして、前方の車をグングンと猛スピードで追い抜いていきます。

やっと止まったと思ったら、前方の車から1mも離れていない距離感。

前の車が少しスピードを緩めるなど、周囲の車の運転次第では即事故につながるような状況で、ぼくたち3人は胆を冷やしました。

まあ、おかげでバスだと2時間ほどかかるところ、40分くらいで到着できましたが。

助手席に乗った友人によると、このおじちゃん、ずっと何かを噛み続けていたそう、そして口の周りが赤い。

調べてみたところ、おじちゃんが噛んでいたものはヤシ科の植物の種であるビンロウだった模様

台湾でビンロウは噛みタバコのように使われていて、噛んでいくうちに軽い興奮・酩酊感が得られるそう。

噛んでいくと口の中に赤い液体がたまっていくらしく、ビンロウのことを「台湾の合法ハーブ」と呼ぶ人もいます。

ビンロウを噛んでみた日本人のブログでは「顔が熱っぽくなった」「ぐわんぐわんする感じ」と確かな異変を感じたという記述もあれば、「若干ポカポカするような…」と平常時との違いをさほど感じ取れなかったというものもありました。

おじちゃんがやけにニコニコしてて運転が荒かったのはビンロウの影響? なんて思うのは考えすぎでしょうか。

10、「うちのは日本製!」 日本企業への信頼感が厚い

台北駅の構内には日本のコンドームメーカー「オカモト」の広告がでかでかと

最後に、ちょっと安心感を覚えるトピックを。

台湾には数々の日本企業が進出しています。

台湾側も「うちの商品は日本製だよ!」なんてでかでかと看板に記載してあったりしていて、日本企業への信頼感がうかがえます

台湾で日本のSNSであるLINEが普及したのも、こうした親日感情が背景にあるのかもしれませんね。

台北を歩いていて一番よく目にしたのはコンビニの「セブンイレブン」と「ファミリーマート」、それにドラッグストアの「トモズ」も目立ちました。

以下、台北を歩きながら目にした日本企業のお店。

・QBハウス(ヘアカット専門店)
・上島珈琲店
・山崎製パン
・吉野家
・アシックス
・資生堂
・ファンケル

台湾独自の魅力を探すのはさることながら、どんな日本企業が進出しているんだろう? という視点を持って町を歩いても楽しいかも。